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fld_lock.gif 2005年4月 「役所の使い方」
投稿日 : 2005/04/01 01:24
投稿者 ぽぽんた
参照先 http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/
題名はキャッチーですが、実際に生活に不都合あったりしても自分で福祉関連の窓口まで出向いて、利用できるサービスを探そうという方は少ないかもしれません。
福祉制度は申請主義で、利用者が利用したいと出向いて手続きをしないかぎりだれも教えてくれたり、手続きをしてくれたりはしません。

私は重度障碍の連れ合いの関係で、手帳や支援費など使えるものがないかあれこれ探しまわりました。
さきに知っていたら、もっと使えたのになってことも多かったです。
関節リウマチの方でも実際に介護保険や手帳から使えるものがあると思います。

こんなの使っている、こんな制度があるよ、これはこの地方だけかしら
そんなあれこれを、ひと月お話してみませんか。

実際に地方ごとにある補助などもあって、内容も手続きもそれぞれ違いますがあそこでこういった制度があるなら、こちらでもないかとかこういったものが欲しいということを窓口で伝えることもできます。

いろんなお話できたらと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。
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件名 特定障害者のための特別障害者給付金について
投稿日 : 2005/04/01 07:57
投稿者 ぽぽんた
参照先 http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/
http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/bbc/Benefit/index.html
特定障害者に対する特別障害給付金制度がはじまります。
今日から住んでおられる市区町村役場の年金課で請求手続きができます。
窓口でもらった必要書類以外にも必要なものがありますので一度ご確認くださいね。

私はいつも障害者と書き込みするとき、意識して障碍者と書いていますが、検索などをされる都合上混乱をさけたいので、この掲示板では行政の手続上つかわれている障害で表記いたします。
このことについては、また別の機会にお話できたらと思いますが、今回はどうぞここをつっこまないでくださいね。

障害の程度は障害手帳の等級とは違う年金で決められている等級ということになりますが、障害認定基準の1級または2級に該当する程度の症状ということになります。
件名 RA CITY的 「役所の使い方」
投稿日 : 2005/04/01 18:43
投稿者 三毛子
参照先 http://www.netlaputa.ne.jp/~miquette/
このRA CITYの中にも、まとめてではないですが、役所の使い方(笑)が色々とあるんですよ。(^^)

特別障害給付金については「リウマチャー的話題」https://racity.web.fc2.com/topics.htmの2005年4月1日でもとりあげています。
リンクでは、「リウマチを知る上で役に立つサイト」https://racity.web.fc2.com/link_knowledge.htmの中の『リウマチ21_info』の関節リウマチの福祉制度にある「関節リウマチの患者さまと家族の皆様へ 医療・福祉制度ガイドブック」がとてもよくまとまっていて便利です。
「リウマチャーの用語集」https://racity.web.fc2.com/glossary.htmにも、関連する用語がたくさん含まれています。 これは何の制度?と思ったら調べてみてください。
件名 障害者手帳
投稿日 : 2005/04/02 02:04
投稿者 ぽぽんた
参照先 http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/
(^^)三毛子さん、たくさんのリンクありがとうございます。
リウマチの方はまず介護保険が優先されますが、それで補えない部分やほかのサービスは障害者手帳を手に入れることで受けることになります。

手帳を手に入れることに抵抗をもっている方や、とろうとして回り(取得することに否定的な主治医や家族など)に行く手を妨げられたりもあるかな。

でも、福祉制度はけしてありがたくいただく物ではないと思うんですよね。
本来は、障害者としてその人が生きていくのにこれが必要なのよというものが手に入れられる権利だと、私は思っています。
それを保証しているのが基本的人権、憲法です。

制度自体、お上からくれてやると突然手に入ったものではなくて、押し入れに押し込まれて日の目すら見ることがかなわないような生活を強いられていた
障害者の人達が体力も知力もなにもかも使って、這うようにして手に入れた結果だと思います。
だからなおさら、うまく使って制度を育てていくってことが私たちにできることではないかなあ。
制度を利用することで、後ろめたいなどがある訳はないのですものね悪事をはたらいている訳ではないから。笑))
悪用したら、もちろんだめですけどね。それをきっかけにして、制度自体をうしなってしまうことになりかねないから。

手帳といっても、実際に等級がひくいと何かメリットあるの?と言うことになりますが、映画館や美術館などの入場料などやすくなります。
これも大切ですよね。
映画をみるために外出するようになる。
外へでるためにあれこれをする。
少しでも人とふれあうことになるなど効用はあります。

皆さんはどんな制度を利用していたり、給付を受けて生活に活かしていますか。
具体的なお話をこれからぼちぼちしてまいりましょう。
件名 あれこれ申請書
投稿日 : 2005/04/02 11:07
投稿者 へろはる
参照先 http://www9.plala.or.jp/heroharu/haru.htm
役所の使い方!
なんとナイスなお題でしょう。「福祉制度は申請主義で、利用者が利用したいと出向いて手続きをしないかぎりだれも教えてくれたり、手続きをしてくれたりはしません。」ふむふむ。そのとおりですね。
その地域によってびっくりするような福祉制度があるのがおもしろくて、私は前に調べてみたことがあります。有名なのは、松山市の皿洗い機購入の補助金制度。
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/koeikigyo/kg-eigyo/hojyoseido/index.html
そのほか調べてみてびっくりしたのが、定住補助金や結婚補助金、就職祝い金を出す地域があることでした。お住まいの地域のホームページを一度じっくりみてみると意外な発見ができるかもしれません。
地域によってはブロードバンド補助金を出すところもありますし。
こんな書き込みでもよかったかしらん。おもいきりピントがずれた書き込みでしたら読みとばしてくださいね。
件名 まずは手帳から
投稿日 : 2005/04/03 11:56
投稿者 ぽぽんた
参照先 http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/
(^_-)へろはるさん、ありがとう。
そうなんですよ、自分でどんなのがあるのとか、こんなのはないのって行かないとね。
おもしろいですねえ。その地域で過疎化になやむとこはその対策とかっていろんな制度がるんだ。

食洗機の補助とかはうれしいよね。
実際に必要なものに対して補助がでるとよいけれど、利用しようにも使える機種などが決まっていたりでなかなか思うようなものがってこともあります。

制度の内容もどんどん変わっているし、手続もかわっているので、ここでお話でたことを参考にしていただいて、福祉課などの窓口で確認してみてくださいね。

まずは障害者手帳の交付をうける手続からはじめましょうか。
関節リウマチのウェブサイトの掲示板でも、ちょっと内容が違うよってことや勘違いされている方の書き込みを拝見することがあるんですが、一度ここで手帳の交付を受ける流れをみてみましょう。

障害手帳には、身体障害者手帳、愛の手帳(ほかの名前のこともあります)、 精神障害者保健福祉手帳とあります。
ここでは身体障害者手帳をとりあげますね。

視覚・聴覚障害、肢体不自由、内部疾患などによって障害を持つ方に障害の程度によって1級から6級までの手帳の交付があります。
あくまで、本人が申請して都道府県知事などから手帳の交付を受けると法律に定められています。

医師からお話があって手続したという方もあるかと思いますが、医師があまり詳しくなかったり、患者さんの生活についてまで配慮がない、きっともう知っているだろうということなどから、お話ないままの方もおられるかと思います。

手続に手数料などは必要ありませんし、医師の診断書を受けるときにかかった費用も負担がありません。
件名 手帳の手続
投稿日 : 2005/04/03 12:47
投稿者 ぽぽんた
参照先 http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/
手帳の流れは次のようになります。
18歳以上の方が該当です。
主治医などに一度手帳についてご相談になってみることも良いとおもいます。
けれど↑に書いたように、必ずしも手帳の交付について理解や知識がある医師ばかりではありませんから、[その程度では]とか[必要ないでしょ]という言葉だけであきらめないことが必要になります。
障害手帳の等級は、肢体不自由の場合は二つ以上の障害があるとき(上肢と下肢など)はあてはまる等級より重い等級になる場合があります。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~sma-HP/tokyuhyo.htm
身体障害者福祉法施行規則 別表第五号(第五条関係)
身体障害者障害程度等級表(抄)

よく勘違いされていますが、診断書や意見書を書いてもらう医師は、主治医ではありません。
都道府県単位で決められている、認定医に書いてもらうことになります。身体障害者福祉法第15条
ご自分がかかっている病院の医師や主治医が認定医の場合はそこでとることができますが、そうでない場合は福祉課などでどこが認定医をしておられるかなどを
聞いて受診して判定を受けることになります。

1:住んでいる地域の市役所、町村役場などの福祉課(名前は障害福祉課、介護福祉課などいろいろですので、案内などで手帳の交付の窓口を教えてとおっしゃってください。)に行きます。
すべてはここから始まります。

2:窓口で障害手帳の交付を受けたいと言って、制度について説明をうけてください。
必要な書類と提出の流れが説明されます。

身体障害者手帳交付申請書
医師の診断書・意見書(原本)
本人の顔写真 (手帳に貼ります)

これに診断をうけたときにかかった領収書をとっておいていっしょに提出するとかえってきます。
それぞれの市町村などで無料券などを出しているところもありますので、ご確認くださいね。
また、印鑑はかならず役所にいくときは持参していきましょう。何回も行くことを防ぐために必要です。
そのためにも、現在、市役所などのウェブサイトでメールや電話で相談できるところがありますので、必ず必要なものを確認していきましょう。
その際、電話で対応した方の名前も控えておきましょう。

3:診断医を受診しますが、理学療法士などの計測を受けることになりますから予約などになると思います。
かかっている病院などなら主治医にお話して予約をしてもらうなどして、はじめてかかる認定医ならまず電話などでご確認ください。
件名 そのまた続き
投稿日 : 2005/04/03 12:48
投稿者 ぽぽんた
参照先 http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/
4:障害者診断書・意見書は、障害の状態や原因になった病気について、経過などが書き込まれます。
医師が書き込みされる部分は障害自体についてや日常生活のなかでの動作・活動できるかどうか(自助具をつかった場合も記入されます)の判断部分になります。
理学療法士の方などの測定は、関節の可動域、筋力テストなどで、こまかくそれぞれの関節の角度や状態を書き込みされます。
これらを総合して、診断をうける医師が何級に該当すると書き込みをします。

日常生活で無理をしてできるということと、ずっとできるというのは別であることや、関節リウマチが状態がたいへん波があることなどを配慮してくださる医師でないと配慮をもとめるのが難しいと感じます。
主治医が認定医でない場合、それらに精通した認定医がどこかなども相談が必要な場合があるかもしれません。

5:これらを揃えて、窓口へ提出します。

6:市町村の窓口から都道府県へ回されて、申請の認定がされます。

7:手帳が交付されて、市町村の窓口から手帳が交付されたお知らせがきて印鑑を持参して受け取りにいきます。

手帳を受け取るときに、障害手帳のしおりのようなもので、どういったサービスを受けることが可能かや、受けた等級でどういった内容があるのかを説明されます。
あれこれあって一度には理解できないかもしれませんが、そのしおりや市町村の福祉課のウェブサイトなどで自分が不自由しているところに使えるものがないかなど調べて、これなら使えそうというものはメールや電話で確認をいれてからでも、窓口へどうぞ。

行政関連の給付だけでなく、鉄道の割引や問題になっていますがNHKの受信料の割引なども掲載されているかと思いますからご確認くださいね。

それと、窓口にいるから専門家ということではありません。
ちょっとあやふやだと思ったり、ふに落ちないなどあったら、必ず調べ直してもらいましょう。
いいかげんな対応を受けると、何度も窓口に足を運ぶことになりますし、受けられるサービスを受けられないということになりかねません。

メモしたりそれが辛いとき、できないときは簡単なものでよいので、担当者にメモをお願いしてみましょう。

等級に不満がある場合などは
http://www.houko.com/00/01/S37/160.HTM
行政不服審査法があります。

症状が進行して現在の手帳の等級より重くなった場合も、また、お薬などの治療で軽くなった場合も等級変更・障害名追加・再認定ができます。
件名 第1種と第2種について
投稿日 : 2005/04/03 22:41
投稿者 ぽぽんた
参照先 http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/
つづけてすみません。
ついでというとなんですが。

手帳には、等級といっしょに第1種、第2種と書かれています。
これは交通機関などの割引を受けるときの基準となります。

http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/memory/paralysis/paralysis2/essayreference1.html
これは、私がつくったページですが
[JR障害者割引について]
こちらに1種と2種の違いについて掲載しています。

またついでです。
JRなどの割引は101㎞以下の場合はあくまで介助者と一緒に乗車することで割引をうけられます。
障害者一人で乗車するときは、行き先が101㎞以上の切符を購入するとき割引になります。
これは、本来駅員などが介助するところを、介助者がついて介助するということで、同乗者がいると割引になるということだそうです。

内部疾患や、肢体不自由、聴覚・視覚障害などそれぞれに障害によって基準や内容が決められています。
肢体不自由でしたら同じ3級でも、体幹機能障害(身体の主要な部分)は1種、上肢機能障害は2種となります。

手帳には上肢1級、下肢1級というように記載されています。
これは、福祉のしおりなどをご覧になるとわかりますが、給付内容がそれぞれの障害によって違いますから
1級だから全部受けられると言うわけではありません。

給付をうけるとき、手帳を受け取るときにもらったしおりなどを参考に、自分がどれを利用できるかなどを確認してくださいね。
また、そこに記載がなくてもこれが困っているのでなにか有用な制度や給付がないかなどをご相談くださいね。
件名 σ(^◇^;)
投稿日 : 2005/04/04 00:51
投稿者 ぽぽんた
参照先 http://park8.wakwak.com/~pontaponpoko/
私だけですごい書き込みになっています。失礼しました。
皆さんも、あれこれ利用しているものや、経過など書いてくださいねえ。
件名 Re: 2005年4月 「役所の使い方」
投稿日 : 2005/04/04 09:11
投稿者 なのはな
参照先 http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/6006/
こんにちは。
今月も興味深い内容ですね。
楽しみにしています(^_^)

ぽぽんたさんの
> でも、福祉制度はけしてありがたくいただく物ではないと思うんですよね。
> 本来は、障害者としてその人が生きていくのにこれが必要なのよというものが手に入れられる権利だと、私は思っています。
というご意見に、目の前が明るくなった気がしました。

福祉制度を利用すると、多少後ろめたい気持ちがあります。
「情けない、でも仕方ないじゃん」といった具合で。
自分の体のことを考えると妥当だと思う。けど対外的には妙に下手に出て「ありがたいありがたい」と言っている自分に、なんとなく違和感を感じていました。

これからはもう少し、自分の体の状態と福祉について前向きに考えて行けそうです(^_^)(^_^)(^_^)

さて、前置きが長くなりましたが、
私のサイトでは「身体障害者手帳」についてまとめたページを公開しております。

(以下は、サイト内ページへの直接リンクです)
http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/6006/notebook/notebook_index.html

これから取得を考えられている方はぜひご覧になってみて下さいね(^^)


それとこれは余談ですが・・・
今度、大阪のUSJに遊びに行こうと思ってサイトを見ていましたところ、手帳所持者の入場料が付添人一人まで半額になるとのこと!これは嬉しい情報でした。
待ち時間対策として、障害者用の待合室もあるとのこと。
足に不安があったのですが、楽しんで来れそうです!
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