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fld_lock.gif 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/01 19:56
投稿者 よしこ
参照先 http://www.asahi-net.or.jp/~dt4y-nsi
今年のリウマチ友の会全国大会で「リウマチと音楽療法」という講演があります(ありました)。
でも、音楽療法と言う名前を付けなくても、それぞれ音楽を楽しんでおられる方は多いでしょう。

音楽とのかかわり合いって、ちょっとなんだかわからないような題をつけましたが、
要するに、いつもどんな音楽を聴いてますか?何か楽器とかで楽しんでますかってことです。
以前、手が不自由で、ほとんど指が開かない状態でも、すばらしく素適にピアノ演奏をされているのを聴いたことがあります。
ここでは、どんな音楽とかかわり合っておられるか、皆様のお話を聞かせていただきたいと思いました。
リウマチになって諦めたけれど、調子が良くなって復活したと言うような方もいらっしゃるでしょう~
今は、とても出来る状態でないけれど、お話を聞いて希望を持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
皆様のお話、お待ちしています。
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件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/20 21:53
投稿者 よしこ
参照先 http://www.asahi-net.or.jp/~dt4y-nsi
あいあいさん、ありがとう。

>自分の気持ちが落ち着く「音」が大切だと思います。風の音でもいいのです。
そうですよね。何を聞いても、気持ちが落ち着くのがいいです。

>静けさ・・・
それも本当に大切!
コンサートでも、シーンとした中から出てくる音、いいですよね。

>苦しんだ話・・・
音楽を専門にやってらっしゃる方からの書き込み、待ってたのです。
趣味でやっているものとかなり状況が違うと思ったので、どんな気持ちで過ごされたのだろう~と思ってました。
確かに、すぐ目の前で上達されていくのを見ているのは辛いですよね。
でも、それを乗り越えられたあいあいさんは、すばらしい~~
きっと、その精神力が、あの人の心を打つ歌となって現れてきたのかも知れないと思っています。(勝手な想像お許しを・・・)

このあいだのリウマチ友の会全国大会で、リウマチとは関係がなかったけれど、音楽療法の話がありました。
筋ジストロフィーの方が音楽を通して、生きていかれたお話です。
シンガーソングライターなのに、声を失っていかれても、音楽を続けていく、それが生きがいになっていく話でした。
(今、スライドを元に、その講演内容をまとめている最中ですが・・・)
誰もが、そこまで出来るとは思わないけれど、すごく胸を打たれました。

あいあいさんの今までのようにピアノを弾けなくても、他のやりたい事をやって今までと違う自分を見つけられた話も、いいお話ですね。
>ちょっと見方を変えれば、まだまだ出来ることがあるはず・・・
そうなんですよね。
前向きに歩まれた話は、きっといろいろな人に勇気を与えてくださると思います。

>正面切っての相撲は取れないけれど・・・
でも、考え方が変われば、それが正面になるような気もするのですが・・・
件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/20 22:27
投稿者 にゃー
参照先 http://niconicosan.cocolog-nifty.com/
あいあいさん、よしこさん、みなさんこんばんわ。
音楽と少しはなれてしまうかな、ですがごめんなさい。あいあいさんのコメントを読んで、仕事をしていた時、あきらめた時のことを思い出しました。
10年間広告関係の仕事をしていました。
私はリウマチになってから転職し、金製剤で寛解していたのですが、再発し、取材にもついていけなくなり(階段がのぼれない!)、存分に仕事して私のように
体調をくずして突然の欠勤もなく、認められている
同僚がうらやましく、憎たらしく。。。。
あの当時(7年前)は、カミングアウトなんてとうてい
できませんでした。ここのRAパンフとかあれば少しは言いやすかったかもしれませんが。。。。
病気を受け入れてそれなりにジンセイ楽しんでいると思える今現在も、当時の友人、同僚には会いたくないと思ってしまう私は情けないですね。とほほほ。
件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/21 02:10
投稿者 たみ
参照先
皆様はじめまして。朱衣さんのところにお邪魔していますたみと申します。

よしこさんにここの事を教えていただいたのですが、書き込むには時間がかかりました。

今回、あいあいさんの書き込みを見て勇気が出たような出ないような。。。

前兆らしきものは7年ほど前からあったのですが、RAを診断されたのは(突如ひどくなって)約2年半前です。

ヨーロッパだった事もあり、最初からきつめのお薬でしっかり治療を始めたのと、薬が合っていたのとで今は、お薬との共存ですが日常生活は普通(寝たきりのときに比べたら今は何でも一人で出来ます)に過ごし、指などの関節変形に到る前に何とか腫れが引いてくれたので見かけでも分からないと思います。

家が裕福でなかったため、かなりの苦労をし、今までの人生を掛けてきたものを突然とりあげられ、これ以上落ちれないぎりぎりの所まで行きました。

クラッシックはまだ聞けません。私だけのつらさではなく、両親も(特に父が)つらい思いを今も持ち続けています。

趣味としてやったらと言われる事がよくあります。でも、へたに音楽にかかわると本当に苦しく痛いのです。

もしかしたら、いつか時がたてば、これも変わるのかもしれませんが、今はまだ無理です。

日本に帰国して6ヶ月が経ち、少し落ち着きましたが、RAのせいで生きがいとプライベートがめちゃくちゃに(病気のせいもあり離婚しました)なり、病気を受け入れる事は少しずつですが出来るようになっていますが、狂った人生はきついですね。

医師曰く職業上、顎にリウマチの症状が出ます。痛みと言うよりは、顎が開けにくくなります。出ている時は硬いものが噛み難くなります。
声と言うのは話し声や歌声にも色々な使い方出し方がありますが、顎が開かないと声自体が出ないことを身をもって知りました。(話すのには長時間でなければ問題はありません)

と、暗い話ばかりを書きましたが、発病前、本職とは別に、特養の老人に音楽療法をかねたリハビリと心のケアをするお仕事がイタリアにはあり、資格を取って仕事をしていました。
これは本当に趣味から始まった事で、たまたま老人病(認知症やアルツハイマー)に興味があったのと、音楽療法士の友達が2人いた事などが重なり、家の近くでEU主催の資格取得コースが開催され、試験に受かったためでした。

確かに特殊な楽器を患者のために作る事もし、演奏もしますが、私の専門(趣旨)は基本的にアルツハイマーなどの末期でもう話すこともままならない人達がそれぞれ心地よいと感じる音を見つけ出し、着替えや摂食などの際のストレスを軽減する事にありました。
音は人間の最期の最後まで脳にたどり着くものです。
「音」は人の声だったり、自然の音だったり、家の近所の騒音だったり、演歌だったり、クラッシックだったり。
騒音も音の一種で、私には心地のいい音が、隣の人には騒音だったりします。

日本語で音楽とはよくいったもので、音を楽しむわけですよ。楽しみは人それぞれ。

今の私の「音楽(楽しい音)」は近所の公園で遊ぶ子供たちの声です。

現在は翻訳業をして、一人でぼんやりと過ごしています。

音楽療法士の友達のうちの一人は養護施設などの重度の障害(自閉症を含めて)を持つ子供たちと仕事をし、もう一人は精神病(分裂症・自閉なども含め)の大人と仕事をしています。

今の私は、まだ自分自身が音に癒される事を拒否している状態なので、こう言う仕事に就くのは無理です。
件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/21 05:11
投稿者 あいあい
参照先
やっぱり難しいけれど、またまた書いてみようと思います。
たみさん、なんと言ったらよいのか、いろんな出来事に、ことばもありません。せめて、関節リウマチの状態が良いことを願っています。

>趣味としてやったらと言われる事がよくあります。でも、へたに音楽にかかわると本当に苦しく痛いのです。

・・・そうなのです。本当に、そのとおりなのです。申し訳ないけれど、もしそういわれたら、つきあい止めよう、って思ってしまうかもしれません。
他人の気持ちはわからないのだから、「リウマチなの、かわいそう」っていうのと同じで、仕方ないけれど・・・

私は病気がひどいころは、産後ということもあり、ほとんどうちに閉じこもっていたし、フリーの仕事の友人は、それなりに、仕事そのものをしていくのが大変ということがわかってか、あまりこういうことを言われた記憶がないのが幸いかもしれません。たみさんは、きっと多く仕事をこなされていたのだと思います。

私は、本当に歌えなくなった時期というのが、2回ありました。今思えば、うつ状態だったのだと思います。あ、いや、3回でした。恥ずかしいけれど、そのうちの1回は・・・

若き日に馬鹿なけがをして、アゴにヒビをいれたのです。左手も、折りました。で、学生なのに、うたもピアノもレッスンに1ヶ月出られず。アゴのヒビは、歯茎に金具を通し、上下を輪ゴムでとめ、口を閉じておく「安静」状態で治すのです。
・・・どんなことがあっても、これから音楽は離さない!なんて思いました。後遺症か、冷えからくるのか、あごが開き難いこともありました。(あれ?リウマチだったのかな?)

でも、たみさんの苦しみに比べたら、小さなものだと思います。

ただ、たぶん皆さんと違うのは、リウマチがわかって”ショックだった”ということが、なかったこと。(鈍いんかな)

あと、一番パニックしたのは「書けない」ことだったからかもしれません。(92年の予兆?で、98年には覚悟していたとか!?)

リウマチの治療は98年からしていますが、遡って1992年の夏、突然、手が痛くて、字が書けない日が来ました。あんなに怖かったことはありません。
歌には納得いっていなかったし、ネットはなし、電話はお金がかかるから、手紙が友達との交流の手段であり、字で自分を語るのが、ある意味、生きがいでもあったんでしょう。それが、全滅。

「音楽と書くことと、どちらかしか選べないとしたら・・・書くことがいい」
と思った時期もありました。なんだかんだ言って、いい加減なんですね、私。(^^;)
音楽関係の仕事についても、忙しくて、自分の練習なんかしなかったころのことです。

手紙を書くのをあきらめてしまったら・・・話すしかない。その辺から変わってきたような気がします。

たみさん、貴重な、素敵な資格をお持ちです。いつか、何か気持ちが変わる転機が訪れるかもしれません。今は安静にお過ごし下さい。

件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/21 19:26
投稿者 たみ
参照先
ありがとうございます。。。

確かに本当に私が「友達」と思っている人からは、誰一人として「趣味で」とは言われませんでした。

リウマチを言った時にある知り合いは「私もなりたくないから鳥の軟骨とか食べるようにして予防してるよ」と言われ絶句(笑)。

帰国を知っているのは本当の友達だけです。事情を説明するのもつらいのです。絶対に音楽の事に触れられてしまうし、見掛けが普通なので理解してもらえません。

今も出会う人には「イタリア語を使って仕事をしている」としか言いませんね。

以前あいあいさんにメールを頂きましたが、あれから本当に色々あったのです。

ネットの利点として、私たちのように海外で発病しても日本のリウマチャーの方々とお知り合いになれ、一人じゃないと思える事があります。

皆さんそれぞれつらい思いをされ、頑張ってきた仲間と思うととても心強いですね。

元旦那もピアニストでしたが、行き詰まり(自分で決めて)、道を変えた人でした。見かけ上(?)病状がよくなってから、「他にも出来ることがあるんだし、僕だってやめたんだから、何がつらいのか分からない」と言われ、結局はコンサートや地方巡業、コンクールにオーディションとあまり家に居なかったので、「今は家に居てくれるから嬉しい」とまで。好きでいたわけじゃなく、出れないからだったのにです。

発病後に「息子がかわいそう」と大騒ぎし、私に「子供が出来たら直るからつくれ」だの「息子に子供も作ってやれない」だの、他にも多々子供に関することでひどい事を言われ続けても、一度も助けてくれなかったのは「あんまり子供が好きじゃないし、子供が出来たら君が子供のモノになってしまう」です。

子供が好きなものにとって、どれだけつらい事かなんて分からないものなんでしょうね。

病気のことを知りながらも支えてくれる人に出会えた方が沢山居るのに、何だか情けないです。
きっと私の方に問題があるのかもしれませんね。

病気のことなどを恩師に伝える勇気ができたのは、昨年の夏の事です。「つらくて音楽が聴けないんです」と言うと、「当たり前よ」と言われました。

夕鶴で有名な方ですが、彼女は自分で引退を決めたのにもかかわらず、それから3年はオペラを見れなかったと。

仕事になってしまうと純粋に楽しむ事があまり出来なくなってしまいます。(嫌なものでも歌わなければならないことはよくありますし)
仕事でなく、音楽をされている方は本当に幸せだなと、私は心から思います。

自分の好きなものを好きな時に聞き、演奏するって事をいつしただろうと思うと、子供の時から見当たらないような。。。

いつか・・・とは考えないようにしています。来るなら勝手にやってくるでしょう、きっと。

ちなみに、顎の骨を折ったことはありませんが(笑)、歌えなくなった事私も2回ほどあります。
余りにも、忙しく「好きでやっているのか何なのかわからなくなった」事が何度か。
行き詰って、自分の曲に対する解釈などもわけが分からなくなり、声がでなくなってしまう、要は精神的なものです。

仕事になってしまうと結構そう言うものです。実際問題、食べていかなければならないので、嫌なものでも、嫌な人とでも共演しなければならないし。
どんな仕事でもきっと色々ありますよね。

ついこの間「趣味は?」と聞かれて、沢山あると思っていたのに「読書」以外に思いつくものが無い事に愕然としました。興味のあることは沢山あっても、趣味は・・・その時「音楽は趣味であった事がないなぁ」と実感しました。

長くなってしまい申し訳ありませんが、私の「音楽とのかかわり」はこう言うものなんです。

件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/21 23:36
投稿者 よしこ
参照先 http://www.asahi-net.or.jp/~dt4y-nsi
あいあいさん、たみさん、音楽家としての貴重なお話ありがとうございました。

何にでも、本格的に打ち込んで仕事をされてきた方は、リウマチになり手や足が思うように使えなくなった時は、本当に落ち込んでしまうと思います。
ただ、それをばねにして、なんとか這い上がってこられた方も大勢いらっしゃるのではないかとも思っています。
人ぞれぞれ、その経過にはいろいろなドラマがあるのでしょうね。

音楽に関係した人のお話、書くのは辛いかもしれないと思いながらも、聞きたいと思っていましたので、本当にお話しし難いところを、書いていただきありがとうございました。
音楽以外のお仕事についておられた方も、同じような悩みや苦しみをもたれた方もいらっしゃるでしょうね。

今、音楽がかえって辛いものとして受け止められているたみさん、少しでも気持ちが安らぐ何かを捜してくださいね。
そして、今まで積み重ねられた素適な音楽を、いつか誰かに伝えられる様になられる事を祈っています。
趣味としてやったら・・・と言う言葉には、私も反対です。
仕事としてやってきたことは、趣味には出来ないですよね。
件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/21 23:54
投稿者 もんちゃん
参照先 http://members.at.infoseek.co.jp/mon1961/
毎年、松山千春のコンサートに行っています。
今年もゴールデンウィークに行きました。
決して体調は良くなかったんですが、終わったときには体が軽くなっていました。
他の方のコンサートにもたまに行きますが、どれも帰るときには体調がよくなっているんですよね(^_-)友達は、翌日は顔の艶がいいってよろこんでいます。
件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/22 10:07
投稿者 よしこ
参照先 http://www.asahi-net.or.jp/~dt4y-nsi
もんちゃん、コンサート良かったですね。
この人が大好きって言う方のコンサート、本当に体調までも変えてくれることでしょう。
きっと、家でもCDで楽しんでおられるのでしょうね。
聴きたいものがあるって幸せですよね。
件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/22 15:22
投稿者 真理子
参照先 http://taroujirou.exblog.jp/
みなさん、こんにちは。
私は去年の夏から、アクアビクスに通っています。
週に2,3回程度ですが、楽しく続いています。
ウォーキングよりごまかせるので、身体に無理のない範囲で動いています。
音楽に合わせて身体を動かすのはとても楽しいです。
ストレス解消にもなります。
今はこれが私の「音楽とのかかわり」、「音楽の効果」のような気がしています。
件名 Re: 2005年5月 「音楽とのかかわり合い」
投稿日 : 2005/05/22 18:23
投稿者 あいあい
参照先
またテーマからそれてしまうかもしれませんが、こんな逸話を・・・

友達の友達に、こんな人がいたそうです。まだ、彼女らが高校生くらい。そのお友達は優秀なピアニストだったけれど、「すぐ疲れてしまう病気」(病名忘れてしまいました)だったそうです。コンクールに出場しても、練習すると疲れてしまうので、リハーサルはパス。すると、主催側から「不真面目な」といわれたそうです。ううん・・・それでも、必要なとき、きちっと弾くなら、いいじゃない。(;_;)

また、他のピアニストが、大変なコンクールで優秀したときのウワサ。「これで、ピアノを練習しなくてもいい」と言ったとか、言わなかったとか。=これで、止めてもいい。ってこと。
何が目標で、続けてきたのかしら・・・ウワサがウワサにすぎないことを祈ります。

日本ならではの逸話なのか、どうか・・・(^^;)
病気でも病気でなくても、音楽との健全なつきあいって大切だと思うのでした。
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