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fld_lock.gif 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?」
投稿日 : 2006/02/02 17:08
投稿者 あいあい
参照先 http://montaiai.hp.infoseek.co.jp/
人工関節を入れて何年もたった方、関節に関する手術をなさったばかりの方・・・

よかったと思うこと・逆のこと、今後はここに気をつけたらいいかも、手術の決心のしどき・・・ということなど、
これから手術をされる方に参考になるようなお話を、ぜひ伺いたいと思います。

1.手術された関節の場所
2.手術の年、人工関節の場合は入れられた年、(差し支えなければ年齢も)
3.簡単に手術内容
4.麻酔と、手術後の痛みの処置について

を明記していただければ幸いです。
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件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?
投稿日 : 2006/02/08 23:18
投稿者 あや丸
参照先 http://www.geocities.co.jp/Beautycare/6763/
あいあいさん、はじめまして。そして、1ヶ月間の担当、お疲れ様です。
RA暦9年、まもなく三十路デビューのあや丸(女性)です。
人工関節手術の経験が2度あります。

左膝人工関節(平成10年*22歳)
右膝人工関節(平成10年*22歳)

たいがい、左右両方の場合、手術に間隔を置くそうですが、
年齢が若かったこともあり、年末年始をはさんで連続の手術でした。
さすがに2度目は貧血に悩まされ、輸血するはめになりましたが・・・(汗)

麻酔は2回とも全身麻酔で完全熟睡。
痛みは注射や坐薬が効いたようで、がまんした記憶はありません。
その後も、幸い、これといった違和感もなく現在に至ってます。

人工関節の寿命が15~20年とのことで、
再手術を考慮した結果、やはり60~70代の手術が一般的だったようです。
なかには、23年くらい人工関節を維持した方もいらっしゃるとか。

人工関節の決断・・・↑のことを踏まえると、若年であればあるほど迷うと思います。
私の膝のレントゲンは、軟骨が消え、骨の表面が摩擦でボロボロでした。
激しい激痛で、立つこと、トイレまでの数歩さえ、耐え難い状況。
先の長い人生や家族にかかる負担を天秤にかけても、ためらう余地はありませんでした。

この先、再手術を受けることになりますが、手術を受けて正解だったと思ってます。
自分の足で歩ける・・・こんなありがたいことはありません。

手術関係の詳しい話はHPにも掲載してますので、参考までにどうぞ(^_^)/
件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?」
投稿日 : 2006/02/09 20:09
投稿者 あいあい
参照先 http://montaiai.hp.infoseek.co.jp/
あや丸さん、ありがとうございます。
さっそくHPを拝見してきました。
以前にもみさせていただきました。関節リウマチが早くすすみ、骨の破壊までいってしまったのですね。
年末年始の手術、私のクリスマスから正月間の検査入院なんて、あまいもんだ・・・。

これからの手術、きっと、中身も良くなっていくと思います。今まででも、20年保持できるものが、あるのですね。

件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?
投稿日 : 2006/02/10 08:49
投稿者 あや丸
参照先 http://www.geocities.co.jp/Beautycare/6763/
あいあいさん、ありがとうございます*^-^*
あいあいさんは切除の経験がおありなんですね。
こういった場でいろんなお話が聞けるのは、本当にありがたいです。

びっくりしている間の出来事だったので、あとから聞いてぞっとしたこともあります。
麻酔事故のこと、術後感染のこと、再手術の限界のことなどなど。
すべてに完璧であって欲しいけれど、
生まれ持った体質や病院環境などで思うようにならなかった例もありますよね。

ほんの4~5年でも、術後回復やリハビリ開始が早まったりと、
かなりの勢いで医療技術が進歩してます。
できれば10年後、20年後、再手術まで記録を残せたらいいなぁと思います。
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?」
投稿日 : 2006/02/10 13:56
投稿者 おりおん
参照先
あや丸さん HP拝見しました。
私は30才で発症しました。
健常歴よりRA歴の方が長くなりましたが、振り返ってみると、あや丸さんの様にキチンと前を見据えて受け止めてきたかなぁって、つくづく思いました。

いずれ再置換に直面する事になるけれど、医学は日進月歩と聞きます。
長く保てる、もっと都合の良い関節も開発されていくかも知れません。
それまで何とか大切に使って行きましょうね。
件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?」
投稿日 : 2006/02/10 17:52
投稿者 MAHO
参照先 http://homepage2.nifty.com/maho-che/index.html
CITYのみなさま、こんにちは(*^o^*)
話題に出ているようで出ていなかった「手術と人工関節について」でしたね。
私の場合です。
リウマチ発症は1986年、15歳でした。

1.手術部位・2.時期・3.手術内容
 ①右肘関節形成術・右尺骨頭切除術(局所麻酔・上腕神経ブロックって言ってたような?!)1993年(22歳)
 ②左肘関節形成術・左尺骨頭切除術(局所麻酔・上腕神経ブロック?)1994年(23歳)
  すでに両肘人工関節適応期でしたが、入れ替えのこともあり、両前腕の回内・回外の改善を目指しての手術でした。
  結果、手のひらを上に向けたり下に向けたりする動作ができるようになりました。

 ③左膝人工関節置換術(全身麻酔・セメントレス)1998年(27歳)
  1995年頃から膝の破壊が始まり、仕事には行けたものの、出かけるのが億劫になり膝人工関節置換術を受けました。
 
 ④左肘人工関節置換術(全身麻酔・セメント固定)2000年(29歳)
 ⑤右肘人工関節置換術(全身麻酔・セメント固定)2004年(33歳)
 
  ↑の形成術で前腕の動きははるかに改善したものの、肘自体の屈伸が不十分で洗顔洗髪等、頚椎への影響を考えて早くから肘人工関節を希望していました。
  右肘は先延ばしにするつもりでしたが、負担をかけすぎたようで人工関節にせざるを得ないほど骨破壊が進んでしまい、急遽決心しました。
  肩の可動制限がひどいので洗髪は自助具が必要ですが、洗顔・着替え等が楽になりました。

4.麻酔と、手術後の痛みの処置について
 どの手術も麻酔が切れると、痛かったです。膝も肘も置き所がないというほど。「痛かったら我慢しないでね」と看護士さんに言われていたので、座薬と痛み止めの注射をどの手術でもお願いしました。
 肘人工のときは両方とも、術前からか術後だったか腫れないようにステロイドの点滴を入れたと思いますが、手から上腕までパンパンに腫れ、麻酔が切れた痛みもありました。
 ステロイドの点滴で麻酔が切れた後の痛みがなかったということはなかったんだと思います。
 
 私が手術を受けた病院では、人工関節は基本的に全身麻酔で行われていました。硬膜外麻酔は行われていないような印象です。
 ⑤の右肘人工関節置換術では、麻酔のための気管挿管ができず、麻酔・手術中止という、まさに想定の範囲外なできごとが起こってしまいました。

 麻酔が覚めないってことも、手術を受ければありうるかもしれないっていう覚悟はあったけど、麻酔はできて当たり前だと思っていました。
 でも、リウマチャーは頚椎障害や開口障害が重なって、ごくごく稀だとは思いますが、こんなことも起こりうるようです。
 事前チェックはしっかりとしていただいたほうが、良さそうです。
 私の場合は、開口障害は管が通れるギリギリだったみたいですが、自分で気づかない間に頚椎が固定術をしたかのように固まっている部分があり、
それが影響したのだと思います。

5.リハビリ
 ①②は大変でした。自分の骨を削って、数年ほとんど動いていなかった筋肉を呼び覚まして動かすって、こんなにも痛いんだ・・・と思い知らされました。
 ③④⑤も痛みとの戦いで、加えて肘を三角巾で固定している間に元々動きの悪い肩も余計に動きが悪くなったりで、特に右肘は悪戦苦闘しました。
 この病院では基本的にはCPMは使用しないみたいで、どの手術も私は使用しませんでした。
 
6.人工関節置換後の状況
 ③④⑤とも良好です。
 ただ④の左肘は、屈伸がよくできるせいか少し不安定なのかな?と思うことがあります。最近、動作中にミシって音がしたりするような・・・。
 定期的なレントゲンチェックが必要ですね。
 自分で自由にどこへでも行けるし、上肢も不自由さはありながらも以前よりQOLは格段にUPしました。
 あや丸さんと同じで、入れ替えはしないといけないでしょうが、「今、このとき」を楽しめることが決断の最大の理由でした。
 手術は必ずしもうまくいく、というわけではないとは思いますが、自分でここまで!と目標を持って術後のリハビリに取り組んで折り合いをつけることが大切かなと思います。
 
 私は人工関節を初めて入れてから8年目になりますが、人工関節置換術を受けられて10年・20年・30年経過された方の人工関節の状況をお聞きできればいいなぁと思っています。
 何年目で絶好調とか、何年目で不具合があって再置換したとか・・・。
 もしよかったらお聞かせくださいませ。


 手術と麻酔について、詳しくはHPへUPしています。長々と失礼しましたー。
件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?」
投稿日 : 2006/02/10 20:05
投稿者 あいあい
参照先 http://montaiai.hp.infoseek.co.jp/
MAHOさま、書き込みありがとうございます。
読み応え大ありの手術記です、みなさまもぜひどうぞ。

肘・・・骨破壊の速さは、予想できないのね・・・左右の尺骨頭切除術は、私と同じです。

予想外に麻酔のエピソードがありますね。各手術、手術医によって、内容もちがうものでしょうね。
先生のご判断で、危険を免れてよかったです。
確率はかなり少ないそうですが、ありえる、ということですね。麻酔によって声帯をやられる可能性もあるのだそうで、私もできたら、そういうことは避けたい・・・
でも、そういっていても、何か事故で緊急手術にでもなったら、ウムをいわせず麻酔だものね。
麻酔医が、できるだけ多くの病院に常在して欲しいものです。
件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?
投稿日 : 2006/02/11 19:00
投稿者 あや丸
参照先 http://www.geocities.co.jp/Beautycare/6763/
おりおんさん、ありがとうございます。
年齢を重ねても、なかなか前を見据えるって難しいですね。
「今を生きたい」・・・手術に踏み切るには十分な理由だと私も思います。
先には先の医療技術が発達します。
未来は未来に託す・・・それもまたひとつの選択肢かと。

MAHOさん同様、私も人工関節後の経過が気になります。
聞いた話では、5~7年ほどで再手術を受けた方もいらっしゃるようです。
どんな不具合が出たのか、再手術の際に問題はなかったのか、情報が欲しいです。
件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?」
投稿日 : 2006/02/11 21:30
投稿者 かげとら
参照先
術後の痛み(麻酔が切れた後)は、MAHOさんは、痛かったのですね。
おりおんさん、あいあいさん、あや丸さんは痛くなかった・・。ぜ~ったい痛みはない方がいいですね。それにしてもあいあいさん、モルヒネまで使うなんて日本では考えられません。末期癌でもなかなかそこらへんのクリニックでは出してくれません(涙)。

私も膝人工が10年目でちょっと違和感を感じるときがあり、心配です。少しでも先延ばししたいです。入院中に3度目の再置換の方に会いました。5年くらいしか持たなかったそうです。膝の人工関節は2度目は太く、3度目は長くなるそうですが、4度目はどうするのかな? 削る骨がないですよね・・。そのころまでには再生医療で何とかなるかしら? そこまで生きてないか?
 
先のことは、なんとかなると信じて、今の10年と年取った10年を秤にかければ今の10年が大事です。だから躊躇することなく手術しましたし、これからもそのとき最善のことをしたいです。皆さん、考えることは同じだなぁ~と共感です!
件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?」
投稿日 : 2006/02/11 23:52
投稿者 あいあい
参照先
モルヒネは、一回目の手術のとき、隣の患者とまちがえて駐車されそうになりました。2回目は、夜「うずきそうだ」と電話したら、有無をいわさず・・・でした。一回だけね。
 
「人口関節は年いってから」と言う考えの医師が多いとしたら、HPをのぞいておられる「経験者」は、少ないのではないか・・と、ふと思いました。
実際にはいらっしゃっても、ここまで縁がないのではないか・・・と。

周りの経験者へのインタビューないでしょうか・・・
件名 Re: 2006年2月 「手術や人工関節について、その後は?」
投稿日 : 2006/02/12 18:20
投稿者 あい
参照先 http://www.geocities.jp/nana8238k/
あいあいさん、初めまして、名前が1/2のあいです。

久しぶりに訪問したら、お知り合いの名前がいっぱい、、、
しかも人工関節のお話だったので、若くはないのですが
カキコさせていただきました。

私はリウマチ歴9年の54歳です。
2000年に両膝の人工関節置換手術をしました。
両膝一緒というのは、最初抵抗がありましたが、
軟骨もなくなり、骨自体も破壊されていて、これ以上遅くなると手術できないという状態だったし、
早くて10年で再置換という説明も受けましたが、
その間、痛みで苦しむのは耐えられなかったので、手術を受けました。

やってみれば、入院期間も短いし、最初がちょっとしんどかったけれど、結果的にはよかったです。

私は骨の破壊が進んでいたので、骨セメントを使用しました。
軽い場合は、セメントレスで自分の骨で大丈夫なようです。
骨セメントを使用すると、リハビリは早いですよ~
術後、3日目には立たされました(目眩がぐらぐらしちゃいましたけれど)。
術後は、歩ける喜びとまっすぐ立てる喜びでいっぱいでした。

ところが、2002年に感染症になってしまい、左膝人工関節再置換手術をしました。
8ヶ月の入院、5回の手術はきつかったです。

入れ替えた人工関節もかなり長くて大きなものになりました。
(骨セメントもいっぱい使いました)
これを入れ替えるとなると、とても大変らしく、
足を切断した方が治療は早いと言われちゃいました。
でも、次回、置換手術の時までにはよい治療法・人工関節が出てくると思いますので、そんなには悲観していません。

他にも手の腱形成手術もしましたが、人工関節置換手術同様、全身麻酔でした。
麻酔は既往症やその時の状態によって色々違うようです。
2002年の5回の手術の時も、病院の都合で試された?と思うくらい、色々やりました。
麻酔医も手術時には必ずいましたし、研修医の勉強の為か
教授からずら~っと並んでいた事もありましたよ(苦笑)。

1回、麻酔でおかしくなったらしく、術後ICUに入った事もあります(目が覚めたら人工呼吸器をつけて、ICUにいました)。

後半の手術では術後の痛みを和らげる為に、脊椎に痛み止めの薬を注入する装置をつけてもらいました。
これはけっこう痛みが和らぎます。
(この方法は患者さんから聞いて、先生にお願いしてみました)

今はどんどんよい治療法が出てきているので、
担当の先生と納得のいくよう、お話を聞いて
手術に臨めば、術後は快適な生活が待っていると思います。

そうそう、最初に手術した時は輸血用に自己血を採取するのが大変でしたけれど(貧血がひどく)、
今は手術時に出血した血はまた体に戻す事が出来るようになったそうです。

人工関節の持ちは人それぞれのようですが、先生からは無理をしないでいれば(あまり負担をかけない)、長く持つと言われました。
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